【手足口病】二度とかからないための対策

子育て

手足口病は子供のためにも、絶対に大人が感染しないように注意すべき病気です。

重症化すると育児、生活に多大なる影響が出ます。

まともに仕事できなくなります。
平常心を保っていられなくなります。
結果、常にイライラして子供やパートナーに当たってしまう人もいるでしょう。

お子さんを保育園や幼稚園に通わせている方は毎年注意しておかないといけない病気です。

「こんなに辛い思いをするなら、もっと対策をちゃんとしておけば良かった」
感染してからそう思っても遅いんです。

一度重症化した経験がある方はわかっていただけると思いますが…
ほんとに、ほんとに辛いんです。

「もう手足口病に感染したくない」
「すでに子供が手足口病に感染していて、自分たちにうつるのが怖い」

そう思っている方に、手足口病にかからないための対策について書いています。

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【手足口病】二度とかからないための対策

最初にいいますが、園内での感染は正直、防ぎようがありません。

保育園・幼稚園では、たくさんの子供が共有で、おもちゃや道具を使っています。
もちろん、どの園でもしっかり消毒・対策しています。

「対策の仕方が甘いんじゃないの?」と思う方もいるかもしれません。
でも考えてみてください。

「対策しないと最初にかかる可能性が高いのが誰でしょうか?」

そう、先生です。
親が子供を預けている時間、先生は何十人もの子供たちの世話をしているので、常に手足口病に感染するリスクを抱えて仕事をしています。

当然かかりたくないから、しっかり対策します。
それでも感染してしまうのが手足口病です。

それに親としても、子供を預けている間はどうしようもないですよね。

ですので、そこは割り切って子供を迎えに行った帰り道からの対策が重要です。

「帰り道のスマホ」に注意!

保育園に車で迎えにいっている親御さんは結構多いと思います。
そして、ここが意外と盲点です!

保育園に迎えにいった帰り道の車中で
子供にスマホを見せていませんか?

「保育園から帰る前に必ず手を洗う」ということを徹底していれば大丈夫ですが、園帰りの子供の手は手足口病に限らず、ばい菌がいる可能性が高いです。

感染経路でいうと間接的な接触感染にあたります。

その状態の子供にスマホを手渡すということは…
もうスマホは、ばい菌だらけ。

なので家に帰って、せっかく親子で手を洗っても時すでに遅しです。

毎回スマホ洗う人なんてまずいません。
…いや、いたらごめんなさい。
そこまでやってたらすごいです。

あ、車じゃない人も要注意ですよ。

帰りにお子さんと手をつないだら…
そのあと、スマホに触ったら…

車で見せるのと同じですね。

[手足口病 対策] 園で手を洗ってから帰るor消毒液を使う

おすすめは園で手を洗ってから帰ることです。

おしりふきで拭いている方もいらっしゃると思いますが、おしりふきには殺菌作用がありません。

Q.「赤ちゃんのおしりふき」には殺菌効果があるのですか?

殺菌効果はありません。
製品内部にかびや細菌などの微生物の繁殖を防ぐために防腐剤を入れていますが、皮膚の雑菌を積極的に殺すほどの濃度ではありません。

引用元:日本衛生材料工業連合会
手ピカジェルプチ
手ピカジェルプチ 1回分を個包装で持ち歩ける。パキッと折って使うタイプ。

「家に帰ってすぐ、夜ごはんの支度もしないといけないのに、そんな時間ない!」という方は、手ピカジェルなどで手を消毒させてからスマホを渡すようにしましょう。

手ピカジェルはさっと消毒できてとても便利です。

といっても使ってあまりにすぐだと、スマホがベチャベチャになるので気を付けてください。

車中に常備しておくと、乗ってスマホやタブレット触る前に消毒する習慣化しやすいです。

携帯できるタイプは小さくて薄いのでカバンなどに入れて常に持ち歩くようにしておくと、どこでも除菌できるのでいざという時も安心です。

便利グッズをまとめたもの
便利グッズをまとめたもの カバンや車に常備しています。

余談ですが我が家では娘とお出かけ用のカバンに下記の物を入れてます。

  • スプーン
  • フォーク
  • 簡易用コップ
  • 手ピカジェルプチ
  • 歯磨きティッチュ!
  • 熱さまシート

どれも持ってるといざという時便利ですよ。

[手足口病 対策] “正しい手洗い”の徹底

もう基本中の基本ですね。
子供が外から帰ってきたら、うがいと手洗いを徹底させてください。

でもこれが意外とできていなかったりします。

せっかく洗っているのに、洗い方が正しくないために感染…
ということもありえます。

洗い方は下記サイトを参考にしてください。

正しい手洗い(キレイキレイ|ライオン)

  • 指輪や時計
  • 手の甲
  • 爪の間

特に子供は爪の間に注意してください。

子供の爪は気づくとすぐ伸びています。
爪の間にばい菌がたまっている可能性が大人より高いです。

大人用と子供用のタオルかけ
大人用と子供用のタオルかけを分けて生活しています。

ちなみうちでは普段からタオルは子供と分けています。

一つは感染リスクを減らすためです。

もう一つは単純に子供の身長がまだ小さいので、大人用のタオルの位置だと届かないからです。

子供専用のタオル置き場を作ってあげることで、ちゃんと手を洗って拭く習慣になりやすいです。

こういったタオルかけは100均で売ってます。

[手足口病 対策] “うがい”も忘れずしっかりと

まだ年齢によっては、うがいを上手にできないこともあると思います。

子供は常に親を見本にしています。

親が一緒にすることでそれをマネたりするので、帰ったら子供と一緒に手洗い・うがいをまとめてやる習慣をつけましょう。

意外と子供には手洗い・うがいしなさいと言っておいて、自分はしていないこと多いですよね。
僕も自分が手足口病にかかるまではそうでした。

最近では僕が手を洗うのを忘れていると「パパ洗ってない!」と逆に注意されます(笑)

[手足口病 対策] 日頃から子供の状態をよく観察する

これが一番重要です。

手足口病の感染は、まず子供からです。

日頃からお風呂あがりなどに、お子さんに発疹がないかなどのチェックをしてください。

1、2か所であれば問題ありませんが、数か所 発疹が出始めていたら要注意。

熱が出ていなくても感染の可能性を疑い、より対策をしっかりとしたほうがいいです。

日ごとに手足口を中心に発疹が増えたら、手足口病にかかっている可能性大です。

外出先で手足口病に感染しないための対策

これに関しては、どこまで徹底してやるかによります。

例えば電車で発疹の出ていない子供がくしゃみをした。
その子は潜伏期間だった。
それでも飛沫感染してしまう可能性はあります。

子供にマスクをさせられるならいいのですが、小さい子ほどマスクは嫌がります。

一歩外に出ると、感染なんてどこでしてもおかしくありません。

ここに書いてあることはあくまで、感染リスクをとことん考えるなら回避すべきこととして参考程度に読んでもらえればと思います。

[手足口病 対策] 感染が疑われる人との接触を避ける

差別ともとられかねないので、非常に難しい問題ではありますが、周囲に明らかに手足口病と思われる症状の子供がいたら出来る限り接近を避けるのが無難です。

個人的に特に注意しなければいけないと思っているのが、室内遊具がある遊べる施設です。

特に子供だけ預けられるところは親の目が届かないので、出来る限り他のお子さんとの接触を避けるという選択ができません。

施設で実際に体験したこと…

とある施設に子供と遊びに行き、入場待ちで並んでいる時に、前の方に並んでいる方が
明らかに手足口病の症状が出ているお子さんを連れていました。

自分や子供がかかっているだけに、そういう子は見ればすぐわかります。
まさに手足口に発疹が出ている状態でした。

もちろん発疹の数も1つや2つじゃありません。
かなりの数が出ていました。

これは流石に施設も拒否するだろうと見守っていると、まさかの入場許可…

店員さんに聞くと「親御さんが大丈夫とおっしゃったので」とのこと…

僕から見れば、明らかに手足口病だと思う症状でも、施設の人からするとOKということでした。

手足口病にかかったことのある僕たちは、感染リスクが怖くて、その日はそこで遊ぶの諦めました。

他の室内遊具がある施設にも確認してみました

気になったのでいくつかの施設に問い合わせてみたところ、どこもほぼ同じ答えでした。

見た目に病気が疑われる場合は入場拒否ではなく“親御さんにまず確認

質問して、問題なければ入るのを許可しているそうです。

明らかに症状が出ていれば、お断りすることもありますとのこと。

ただ「症状が出ているかどうか」の判断は、あくまで現場スタッフ次第ということです。

保育園とは違いそういう施設は、差別にもつながりかねないので簡単には拒否できず、入場拒否に関してはかなり慎重になっているそうです。

ただ証明書や病院での登園許可証も必要ないので、感染していようが、治りかけだろうが親が一言「大丈夫です」と言えば入れる状況なんですね…

子供たちが安心して遊べる空間を提供するというのであれば、そこは保育園同様、徹底していただきたいと個人的には思ってしまいます。

もちろんこれに関しては賛否両論あるかと思います。

うちとしては、手足口病が特に流行っている期間は、そういった子供を預けられる施設は
避けようということになりました。

預けた結果、手足口病になっても誰も責任とってくれませんしね。
けがと違って、どこで感染したか証明することは事実上不可能です。

だったら感染リスクが高い状況は避けようというのが結論です。

[手足口病 対策] 長時間の日焼けを避ける

日焼けをすると免疫力が落ちるそうです。

免疫力の低下: 外部から侵入する細菌やウイルス、体内に生じた異常な細胞などを排除しようとする免疫反応が、紫外線を浴び過ぎることによって低下します。

引用元:一般社団法人 大阪府医師会

手足口病が毎年流行るのは夏。

イメージで日焼けしている方が大人も子供も健康的と思いがちですが、実際には免疫落ちちゃうんですね…

海やプールに行く場合は、ちゃんと日焼け止めしましょう。

[手足口病 対策] しっかり睡眠をとる

うちもそうなんですが、共働きのご家庭だと子供が寝る時間って、早く寝かせようと思っていても結構遅くなっちゃったりしませんか?

結果、寝不足も免疫力低下になります。

暑すぎて眠れない場合は、無理せずエアコンに頼るほうがいいです。

頼るほうがいいんですが、エアコンも温度下げ過ぎると風邪ひいちゃうので、それはそれで気を付けないといけません。

ちなみにうちの娘は寝相が激しいので、小さい頃からスリーパーを使ってます。⠀⠀

スリーパーに関してはこちら

それでも子供が手足口病に感染してしまったら…

[子供が手足口病に感染] 親が感染しないように注意を!

もし、お子さんが手足口病にかかってしまったら、とにかく自分たちが感染しないように
やれるだけのことはやりましょう。

まずは子供のこと…と言いたいところですが、手足口病はワクチンがないので慌てたって同じです。
自然治癒を待つしかありません。

むしろ親が手足口病に感染してしまうと、子育てだけでなく仕事、生活そのものに多大なる影響が出ます。

手足口病が重症化すると子育てもまともにできない状態になります。
せめて自分たちだけは子供のためにも感染しないように注意してください。

またお子さんが複数いる場合は、感染リスクが大人以上に高いので間接的な感染に注意してください。

手足口病の重症化に関してはこちら

[子供が手足口病に感染] おむつ替えに要注意

特に手足口病が治まってきたころが要注意です。

1か月程度はウンチにまだウイルスが含まれています。

子供が治ったと思っても、親が感染するリスクがまだ残っています。

おむつは雑に扱わずに、必ず密閉して誰も触れないようにしましょう。

感染リスクを下げたいのであれば、おむつ用のゴミ箱に入れるだけでなく、一つ一つ袋にちゃんと入れたほうがいいです。

またおむつを替えるたびに必ず手を洗ってください。

[子供が手足口病に感染] タオルを分ける

上でも書きましたが、感染している場合は、子供とのタオルを分けるのは絶対です。

この時になって急にタオルを使い分けるよりは、日頃から分けておくのがいいと思います。

[子供が手足口病に感染] マスクの着用

面倒でも家族が感染したら、家でも常時マスクをしましょう。

感染した人、まだの人それぞれしておくほうが、少しでもリスクは下げられます。

小さい子供は、マスクを嫌がってつけてくれないので、大人だけでも徹底してください。

あと使い終わった後のマスクの処理も要注意ですよ。
ビニール袋などに入れて捨てましょう。

油断して家族の分も素手で触って、そのままというパターンも多いので。

接触を出来るだけ避ける…のが無理ならとにかく除菌!

子育てしていて接触ゼロなんてできません。

それに親として、そこまでしたくありませんよね。

接触を避けるのが無理な人は、とにかく除菌を心がけてください。

手洗い・うがい、手ピカジェルもうできることは全てやりましょう。
とにかく除菌です。

自分のことを後回しにしない

免疫力が低下していると感染しやすいので、お子さんが手足口病になってしまった時ほど
自分たちもしっかり睡眠、栄養をとるようにしてください。

感染している子供の世話はいつもより大変なので、意識していないと自分のことが後回しになりがちです。

その結果、免疫力が低下し手足口病に感染ということになりかねません。

もう一度いいますが、子供のためにも親は手足口病に感染してはいけません。
ご自愛ください。

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