【子どもの便秘解消法】ウンチがかたくて泣き出すのが辛い

子育て

子どもの便秘…

日々、悩んでいるママさん、 パパさん
かなり多いんじゃないでしょうか。

親としては、なんとかして解消してあげたい。

うちの娘も新生児~3歳くらいまで、ウンチがかたくてトイレに行く度に泣いているのを見ていて、親としても非常に辛かったです。

原因が体質なのか、環境なのかはっきりしませんが毎回、ウサギのようなコロコロウンチでした。
しかもカチカチ。

ただ、ウサギと違うのはウンチが1粒ずつ出てくれるならいいのですが、まとまってしか出ないため、ウンチ自体が1つのでかい集合体となって出るので大人よりも太いウンチに…

毎回出血して痛がっていて苦しむ姿を見るのが本当に辛いですよね。

一時的な処置ではありますが、子供の便秘を解消法をご紹介します。

結論から言いますが、いろいろと試した結果、とりあえずの解決策としてたどり着いたのが、小児科で診察をうけるということ。

そして、安全性の高い下剤をもらい、処方するでした。

この内容は、根本的な解消とまではいきませんが、便秘で悩むお子さんの一時的な手助けになると思います。

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子供の便秘解消法[そもそも便秘とは?]

長時間、ウンチが出ない状態。

毎日出ていても、痛がったり出血がある場合も便秘にあたります。

本来は適切な治療が必要ですが、大人でも自覚症状がなく放置していることが多い病気。

便秘って他の病気に比べて、ちゃんと治療しないといけないっていう意識があまりないですよね。

子供の便秘解消法[便秘が起こす悪循環]

1.カチカチウンチを出すのが痛い

2.トイレが嫌になり我慢する

3.ウンチが腸にたまる

4.水分が吸収されてウンチが硬くなる
(※また1に戻るの繰り返し)

もうこうなるとずっと悪循環です。

うちの娘も痛いからトイレ嫌と、よく言ってました。

だから一時的にでも解消してあげる必要があるわけです。

トイレに行けなくなると、体に対して悪いことしか起きません。

子供の便秘解消法と対策

では、どうやって便秘を解消させるか。

綿棒

綿棒を肛門から入れて刺激する。
主に赤ちゃんの時に行う方法。

新生児の時には効果があったものの、年齢が上がるにつれて効果が薄くなり、子供が嫌がるようになる

マッサージ

一定の効果はあるものの、即効性はなく、補助的。

これだけでは解消せず。

下剤

親として抵抗ありますよね。
あくまで最終手段と考える人が多いと思います。

ちなみに今回お伝えする一時的な解消法とは、ざっくり言えばこの下剤にあたります。

「抵抗ありますよねとか言っといて何言ってんの?」
「そんなの子どもに与えるなんて無理」

わかります、そう思いますよね。

僕もそうでした。

ただ、下剤といっても実は種類がいろいろあるんですね。

継続して飲むのがよくない下剤もあれば、安全性が高く、癖にならないものもあるんです。

子供の便秘解消法[下剤の種類]

浸透圧性下剤 

糖類

・マルトース(マルツエキス)
・ラクツロース(モ二ラックなど)

塩類

・酸化マグネシウム(カマ、カマグ、マグミットなど)
・水酸化マグネシウム(ミルマグ)

刺激性下剤

・ピコスルファートナトリウム(ラキソベロン)
・センノシド(プルセニドなど)

座薬

・ビサコジル(テレミンソフト) 
・炭酸水素ナトリウム+
無水リン酸二水素ナトリウム(新レシカルボン)

いかがでしょうか。

下剤の種類だけでもこんなにあるんですよ。

そして、子供に使わないほうがいいものと、使っても問題ないとされるものがあるんです。

子供の便秘解消法[酸化マグネシウム]

酸化マグネシウム 粉末

この中で今回の一時的な便秘解消法として使うのが
酸化マグネシウムです。

安全性が高いと考えられており
幼児の便秘の診察で、まず最初に処方される薬
です。

酸化マグネシウムは、一般的な便秘薬で、とても多くの方に飲まれています。小児慢性機能性便秘症診療ガイドラインでもその使用が推奨されており、子どもさんがその薬を飲んでいるという保護者の方も大勢おられます

引用元: 小児慢性便秘症診療ガイドライン作成委員会

ガイドラインを読みたい方はこちら
小児慢性機能性便秘症診療ガイドライン

ちなみにちょっと怖い話をしておくと、ガイドラインの中にもありますが、過去に酸化マグネシウム剤を摂取して「高マグネシウム血症」となり意識障害などの重篤な症状をおこし、死亡にいたった例もあるそうです。

「そんなもん子どもに与えられるかボケ!」
という方、落ち着いてください。

これは摂取量の問題で起きることです。

ようは基準値を超えるような多量摂取をしてはいけないということ。
通常の摂取量では問題ありません

そもそも通常の摂取量で危ないものは医者は処方しません。

大人が飲む薬でも過剰摂取が危険なのは同じです。

ただし以下のような症状がある人は酸化マグネシウムの摂取に関して要注意

  • 腎臓の機能が悪い方
  • 心臓に疾患がある方
  • 消化管に炎症、出血、潰瘍、
  • 腸閉塞(イレウス)などがある方
  • 消化管に寄生虫疾患のある方
  • 糖尿病
  • 脱水

お子さんが上記の中のいずれかに当てはまるのであれば、診察の際に必ず申し出るようにしてください。

子供の便秘解消法[まず小児科で診察]

処方箋 説明書

あれこれと悩まずに、まずは小児科で一度診てもらうのが一番です。

お子さんの状態によっては、酸化マグネシウムではなく、別の治療の方がいいかもしれません。

まずはしっかり相談して、お子さんにあった下剤を試してもらいましょう。

うちは、診察してもらったうえで
酸化マグネシウムを処方してもらいました。

酸化マグネシウムは、毎日続けて飲まないといけないものではないので、便秘が続く時だけ飲むようにしています。

酸化マグネシウムを飲むと、だいたい次の日は、適度に柔らかいウンチになるので、すんなり排泄できます。

即効性もあり、ちゃんとクセにならないものなので一時的な使用であれば問題ありません。

問題ないからお医者さんも処方してくれるわけです。

自己判断で、効くかどうかもわからない高価な市販のものを試すより確実です。

もちろんメリットもたくさんあります。

子供の便秘解消法[小児科で診察を受けるメリット]

  • かかりつけ医に定期的に様子を診てもらえる
  • 他の治療にきたついでに、便秘薬をもらうことも可能
  • 市販のものをあげなくてよい
  • 治療費が安い

などなど。

待ち時間や、診察時間というデメリットはあるものの、診てもらうほうが圧倒的にメリットの方が多いです。

ただ、最近はコロナの影響もあります。

診察に行くのはリスクと捉える人は、薬局で薬剤師に相談してみてもいいかもしれません。

なんにせよ、医者まかせだけではいけません。

ご家庭でできる環境改善もあわせてやっていきましょう。

子供の便秘解消法[家でもできる確認と対策]

子どもの日々のウンチの状態をチェックする

  • カチカチなのか、柔らかいのか
  • 臭い

体調に変化があった時は必ずといっていいほど、ウンチもいつもと違います。

普段から便秘の子が、急に柔らかいウンチがでるときは、体調が悪いことが多いです。

ウンチは体が発する危険信号のサインにもなります。

生活習慣の改善

  • 早寝早起き
  • バランスのとれた食事
  • 子どもとよく遊び運動する

当たり前のことと言えばそうですが、これも家庭環境によって結構難しいことですよね。

ただ、それでも子どもがウンチを我慢するような状態にしてはいけないので、親ができることは積極的にやっていきましょう。

出来る範囲で無理せず!

子供の便秘解消法 まとめ

  • 小児科の診察を受けて、酸化マグネシウムなどの薬をもらう
  • 家庭でも環境改善を行う

便秘で困っているお子さんに関しては、たかが便秘と思わずに、とにかく一度診察を受けてみてください。

医師の診断のもと、試行錯誤していくのが、結果的に便秘改善の近道になると思います。

デリケートゾーンに関する悩んでいるパパさんへ

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