ちょっとやそっとじゃ
洗わないチャイルドシート。
それでも今日だけは洗わないといけない…
そう、世のパパさん、ママさんが
一度は経験するんじゃないかという
世にもおろそしい体験…
チャイルドシートでの子どもの嘔吐。
うちがチャイルドシートを洗う理由はいつもコレです。
ホントどうしたらいいの?(;´Д⊂)
…と不安になりますよね。
なんといっても後処理の面で
服が汚れるのとは次元が違います。
嘔吐の度に買い替えるわけにもいきません。
とにかく大変な後処理。
![](https://papa-log.com/wp-content/uploads/2019/05/sarupanda_20190524_240x240背景あり.png)
大丈夫!
本体丸ごと洗いましょう!
ただし、しっかり洗って、しっかり乾かさないと
使えなくなる可能性があるので注意してくださいね。
※本体の丸洗いは自己責任でお願いします。
ちなみに嘔吐以外でも
子供が何かこぼしたり汚したりして
普通に洗いたいという方もやり方は同じです。
チャイルドシートを洗うにあたり
どのメーカー、どの型番とか
いろいろあると思いますが
型番などが違っても基本はやることは同じです。
慌てずいきましょう。
ではチャイルドシートの洗い方を順に説明していきます。
チャイルドシートの洗い方【まずは車内で処理】
当たり前ですが、洗うまえに
まずチャイルドシートを外して
部屋に持ってこないといけません。
ただ、この時点で処理できるのが自分だけなら
お子さんとシートを同時に持ち運ぶことは難しいので
一旦お子さんだけ家に連れて行きましょう。
![](https://papa-log.com/wp-content/uploads/2019/05/sarupanda_20190524_240x240背景あり.png)
チャイルドシートは
一旦そのまま置いといて大丈夫!
まず優先すべきは子供です。
嘔吐した直後に
まずどうすればいいかはこちら
お子さんの状態が落ち着いて
動ける状態になったら
チャイルドシートを取り外しましょう。
その際、下記の物を持参してください。
- マスク
- ビニール手袋
- やや大きめのビニール袋or可能ならBOSの防臭袋
- ティッシュ
- ウェットティッシュ
![](https://papa-log.com/wp-content/uploads/2020/04/sarupanda_ウインク背景アリ.png)
なければ何か代用できそうなものでも大丈夫!
マスクや手袋を着用しておくのが無難
なければ仕方ないですが
二次感染を防ぐ意味でも
手袋やマスクはしておいたほうがいいです。
チャイルドシートを外す前に
お子さんを部屋に連れて行ったその足で
手袋やマスクを家から持ってきてください。
お子さんが二人以上いる場合は
体調が悪くない方のお子さんに
感染しないよう注意してください。
車内で拭き取れる汚れは先に処理
まずマスクとビニール手袋をつけます。
おおざっぱでいいので
ティッシュ、ウェットティッシュで
拭き取れる範囲を処理していきます。
拭き取った汚物は
ビニール袋にまとめていれてください。
もし、BOSの袋があればそれにいれてください。
![](https://papa-log.com/wp-content/uploads/2019/05/sarupanda_20190524_240x240背景あり.png)
BOSの袋はほんとに臭くない!
臭いが防げるので非常に便利!
ちなみにこの時点でチャイルドシートを
キレイに拭く必要はありません。
本番は部屋に戻ってからなので
ざっくりで大丈夫です。
車からチャイルドシートを外す
ざっくり、シートの汚物を取り除いたところで
シートを外します。
![](https://papa-log.com/wp-content/uploads/2019/07/sarupanda_aseri_512x512.png)
ですが、ここで問題が…
普段からチャイルドシートを
よく付け外ししている人はいいのですが
久しぶりに外す場合、意外とてこずります。
比較的新しいチャイルドシートなら
ネットでメーカーと型番を検索すれば
説明書が見れます。
![](https://papa-log.com/wp-content/uploads/2019/05/sarupanda_20190524_240x240背景あり.png)
緊急時すぐにシートを外せるように
・車内にシートの説明書を置いておく
・説明書をpdf化して保存しておくと便利
チャイルドシートを抱えて部屋に戻る
チャイルドシートを洗うのも大変ですが
シートを部屋まで持っていくのもかなり大変です。
なんせ重くて、汚れているので(;´Д⊂)
![](https://papa-log.com/wp-content/uploads/2019/07/sarupanda_aseri_512x512.png)
チャイルドシート重い…
パパさん、ママさん2人動ける場合は
パパさんがシート
ママさんがお子さんという感じで
役割分担してください。
1人の場合は無理に同時にしようとせず
お子さん→チャイルドシートと
順に部屋までいくほうが安全です。
急がば回れです。
チャイルドシートの洗い方【丸洗いするための準備】
では、いよいよ
自宅に戻ってきてからの手順です。
チャイルドシートのカバー、パーツを全て外す
![パーツを全て外した状態 ※汚物のある状態での写真は載せられないので洗った後の写真です。](https://papa-log.com/wp-content/uploads/2019/06/14-乾かし完了パーツはがし状態.jpg)
※汚物のある状態での写真は載せられないので洗った後の写真です。
まずはシートのカバー、パーツを全て外します。
ジョイーのチャイルドシートは
カバーが結構ピッタリ取り付けられているので
外す時は意外とややこしいです。
![](https://papa-log.com/wp-content/uploads/2019/06/sarupanda_zannen_512x512.png)
洗ってすぐに取り付けれたらいいんですが
「乾燥」があるので時間があくため
忘れちゃうことが多いんです。
汚物がついている状態の写真を
撮りたくないと思うのですが
後から消せばいいので我慢です。
次の時のために保存しておきたい方は
一通り、外して洗って
また元に戻すときにも
写真を撮りながら元に戻してください。
そうすれば汚れているほうの写真は
削除してしまって大丈夫です。
![](https://papa-log.com/wp-content/uploads/2019/06/sarupanda_zannen_512x512.png)
洗った後の写真だけ撮ろうと思っても
外したパーツを元に戻す方法が
わからなくなるかも。
とりあえず、これで洗う準備完了です。
さて、裸になりましょう!
何を血迷ってんだと思うかもしれませんが
汚物を洗い流す時に
自分の衣類などが汚れる可能性が高いです。
いっそ裸で洗えばそんなの気にせず洗えます。
ただし、マスクはそのまましておいてください。
外したカバー、パーツは洗濯用洗剤で手洗い
まずはざっと
お湯で洗いながら目立つ汚れを落としましょう。
洗面台で洗ってもいいんですが
チャイルドシートのカバーやパーツは
サイズが大きいのではみ出てしまいます。
![](https://papa-log.com/wp-content/uploads/2019/05/sarupanda_20190524_240x240背景あり.png)
結局、お風呂で本体を洗うので
カバーやパーツもお風呂で洗うほうが
ダイナミックに洗えるので楽!
目立つ汚れを落としたら、浴槽に洗剤ぶっこんで
カバーなどをまとめてもみ洗いしましょう。
ただし、洗濯機で乾燥すると、縮んで取り付けできなくなるので絶対にNGです。
チャイルドシートの洗い方【お風呂で丸洗い】
シャワーで全体の汚れをざっくり落とす
![洗い場でシャワー](https://papa-log.com/wp-content/uploads/2019/06/01-シートにシャワー.jpg)
内部に細かい汚物が入り込んでいる可能性が高いので
しっかりと洗ってください。
浴槽にお湯をためて、洗剤を入れる
パーツも浴槽で洗っている場合、そのままでOK。
でも、いくらOKって言われても
浴槽が汚れていて気になる方から
無理という方も多いと思います。
でもチャイルドシート本体を浴槽に入れて洗うと
すぐにまた同じ状態になります。
![](https://papa-log.com/wp-content/uploads/2019/05/sarupanda_20190524_240x240背景あり.png)
なので、気にせずそのまま本体をドボン!
同じお湯を使うのがどうしても気になる方は
再度お湯をためてください。
浴槽にチャイルドシート本体をつけて洗う
![チャイルドシートを浴槽につけた状態](https://papa-log.com/wp-content/uploads/2019/06/02-浴槽につける.jpg)
この作業は本体に水が入り込んでかなり重いので
必ずパパさんが行ってください。
パパさん1人でも厳しい場合は、無理せず2人でやりましょう。
うっかり本体落としてしまうと
浴槽が傷だらけになります…
![](https://papa-log.com/wp-content/uploads/2019/06/04-洗剤アップ.jpg)
何度もいいますが
本体は浴槽の中ではかなり重くなります。
そのため、優しく揺すりながら洗ってください。
浴槽の中で小刻みにチャイルドシートを揺すると
中に詰まったゴミが浮き上がってきます。
![100均の髪の毛とかをすくうやつ](https://papa-log.com/wp-content/uploads/2019/06/05-すくうやつ.jpg)
![](https://papa-log.com/wp-content/uploads/2019/05/sarupanda_20190524_240x240背景あり.png)
100均で売られている
髪の毛とかをすくうやつを
用意しておくと
浮いたゴミを簡単にすくえます。
浮いてきた細かいゴミを
すくって取り除きます。
再度、チャイルドシートを揺すって
ゴミが浮いてこないかチェックします。
この工程を何度か繰り返し
何も浮いてこなくなったら
チャイルドシート本体の洗い終了です。
チャイルドシート本体を裏返して水気を抜く
![チャイルドシート裏返し](https://papa-log.com/wp-content/uploads/2019/06/08-裏返し.jpg)
揺すっても汚れがもうこれ以上浮いてこなくなったら
お湯を捨てます。
続いて、浴槽のお湯を抜き
底にたまっている汚物を取り除きます。
ちゃんと底の栓のフタもあけて
詰まっている汚れを取ってくださいね。
![](https://papa-log.com/wp-content/uploads/2019/07/sarupanda_aseri_512x512.png)
これを忘れて、うっかりそのままお風呂炊いちゃうと
ドエライことに…考えただけでおそろしい。
最後に、チャイルドシートをもう一度
シャワーでしっかりと洗います。
洗ったら乾燥させるためにシート本体を裏返します。
一度、水気をきってから裏返してください。
すぐにチャイルドシートを動かそうとすると
本体の中にお湯がたまっていて
かなり重いので要注意です。
この時、まだ臭いが気になるようなら
もう少し洗剤で洗ったほうがいいです。
![](https://papa-log.com/wp-content/uploads/2019/05/sarupanda_20190524_240x240背景あり.png)
ついでにお風呂も入れるように
浴槽をしっかり洗っておいてくださいね。
チャイルドシートの洗い方【しっかり乾燥!】
![外したパーツ](https://papa-log.com/wp-content/uploads/2019/06/09-パーツ干す.jpg)
チャイルドシートは逆さまのほうが
水気が抜けやすいです。
浴室乾燥があるご家庭は
洗ってそのまま乾燥できます。
外したパーツは干して乾燥します。
浴室乾燥がない、または使いたくない場合は
ベランダで陰干ししてください。
![](https://papa-log.com/wp-content/uploads/2019/05/sarupanda_20190524_240x240背景あり.png)
しばらく時間がかかるので、しばし休憩!
![横に倒した状態](https://papa-log.com/wp-content/uploads/2019/06/12-横に倒す.jpg)
浴室乾燥が終わったら向きを上下左右に動かして
水分が残っていないか確認します。
![タオルで水気を拭く](https://papa-log.com/wp-content/uploads/2019/06/11-タオルでふく.jpg)
まだ水気が残っていたらタオルで拭きます。
必ず向きをかえながら拭いてください。
![ドライヤーでしっかり中も乾かす](https://papa-log.com/wp-content/uploads/2019/06/13-ドライヤー.jpg)
稼働部分を動かして
洗う前と動きが違わないか確認します。
動作チェックが終わったら完了!
…ではなく内部が乾ききっていないおそれがあるので
ドライヤーで内部を乾かします。
![](https://papa-log.com/wp-content/uploads/2019/05/sarupanda_20190524_240x240背景あり.png)
このとき、向きをあちこち変えながら
乾かしてください。
できれば風量の多いドライヤーで一気に乾かしましょう 。
※しっかり乾燥しないとネジなどが錆びるリスクが高まります。
通気口の中もドライヤーで乾かします。
チャイルドシートの洗い方【カバー取り付け】
![乾かしてパーツを取り付ける前の状態](https://papa-log.com/wp-content/uploads/2019/06/14-乾かし完了パーツはがし状態.jpg)
一通り乾いたら
ようやくカバーなどを取り付けていきます。
上でも書きましたが
この時写真を撮っておくと
次回、同じことが起きた場合、必ず役に立ちます。
ヘッド部分の取り付け
![ヘッド部分](https://papa-log.com/wp-content/uploads/2019/06/15-ヘッド部分.jpg)
![ヘッド部分 このヒモをひっかけるのがややこしい。](https://papa-log.com/wp-content/uploads/2019/06/16-ヘッド裏ややこしい紐.jpg)
まずはヘッド部分を取り付けます。
チャイルドシートのカバーは表面からは見えない部分に
ヒモを引っ掛けたりしないといけないので
画像を残しておかないと、忘れてしまいがちです。
![ヘッドのツメ部分 上から見たところ 赤丸のツメにヒモを引っ掛ける](https://papa-log.com/wp-content/uploads/2019/06/17-わかりにくいが紐ひっかけ部分-1.jpg)
わかりにくいのですが
上の画像はヘッドのツメ部分を
上から見たところです。
![](https://papa-log.com/wp-content/uploads/2019/05/sarupanda_20190524_240x240背景あり.png)
画像の赤丸の箇所にツメにヒモを引っ掛けてください。
このツメが左右に2か所ずつあるので
そこにヒモを引っ掛けます。
結構、引っ掛けにくいです。
![腕を突っ込んでなんとかツメにひっかけようとしているところ](https://papa-log.com/wp-content/uploads/2019/06/18-ヘッド裏見えないけど紐.jpg)
手の大きい男性は
もしかしたら奥まで入らないかもしれません。
その場合は奥さんにやってもらってください。
![ヘッド部分 取り付け完了](https://papa-log.com/wp-content/uploads/2019/06/19-ヘッド取り付け完了.jpg)
4か所ツメにヒモを全て引っ掛けたら
ヘッド部分の取り付け完成です。
カバー、パーツの取り付け
![カバーを上からかぶせる](https://papa-log.com/wp-content/uploads/2019/06/20-カバー取り付け.jpg)
次はカバーの取り付けです。
![](https://papa-log.com/wp-content/uploads/2019/06/sarupanda_zannen_512x512.png)
カバーのサイズがピチピチなので
簡単なようで意外と難しいです。
まず上からかぶせていきます。
![カバー上部](https://papa-log.com/wp-content/uploads/2019/06/21-カバー取り付け2.jpg)
横の部分もピッチリ沿うように取り付けていってください
![カバー上部から横にかけて](https://papa-log.com/wp-content/uploads/2019/06/22-カバー取り付け3.jpg)
さあ、上の部分が全て取り付けできました。
ここまできたらあと少しです。
![カバー下部](https://papa-log.com/wp-content/uploads/2019/06/23-カバー取り付け4.jpg)
下部分も沿うようにして取り付けます。
カバーはあまりゆとりがないので
けっこう引っ張らないといけません。
洗濯機で乾燥してしまうと
縮んでしまって取り付け不可になるので
絶対やめてください。
![調整ベルト](https://papa-log.com/wp-content/uploads/2019/06/24-カバー取り付け5.jpg)
調整ベルトを通します。
ここは特に迷いません。
![ベルト根本部分](https://papa-log.com/wp-content/uploads/2019/06/25-カバー取り付け6.jpg)
ベルトの根本部分も穴から通します。
ここもすんなりはんです。
![シートベルト](https://papa-log.com/wp-content/uploads/2019/06/26-カバー取り付け7.jpg)
さて、このシートベルトが盲点でした。
画像のような感じで止めるのではありません。
ヘッド部分の内側にボタンがありますので
そことくっつけてください。
![赤丸部分のボタンと取り外したベルトの肩パットをくっつけます](https://papa-log.com/wp-content/uploads/2019/06/27-カバー取り付け8-1.jpg)
![カバーなどを取り付けてようやく完成!](https://papa-log.com/wp-content/uploads/2019/06/28-完成.jpg)
ヒャホーーーーイ!(*´Д`)
これでようやく完成です。
長かったですね。時間かかりまくりです。
![](https://papa-log.com/wp-content/uploads/2019/05/sarupanda_20190524_240x240背景あり.png)
いかがでしょうか。
画像残しておいたほうが良くないですか?
僕だったら、また同じことしようと思っても
期間があくと絶対忘れちゃいます。
※画像はAmazonフォトなどを利用して整頓しておくと便利です
AmazonフォトはAmazonプライムの利用者は無料で利用できます。
![](https://papa-log.com/wp-content/uploads/2019/05/sarupanda_20190524_240x240背景あり.png)
え?画像の保存なんてめんどくさい?
「またパパログ見ればいいじゃない」って?
そう言ってもらえると書いた甲斐があります!
でも、うちと同じシートとは限らないので
やっぱり記録は残すのをおすすめします。
あとは車にシートを戻して完成です。
いやー丸洗いって大変ですね、やっぱり。
でも、これを体験したパパさんは
間違いなくお掃除スキルが上がっています。
ママさんからも
「さすが!パパ!ありがとう~頼りになる!」
と言われることでしょう。
とにかく大変な作業、おつかれさまでした。
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