シンガポール【日本からチャンギ空港までの道のり】子どもと初めての海外旅行

旅行

「日本からチャンギ空港なんてわざわざ書くこと?」
「家から空港向かって、飛行機のるだけやん。」
そう思う方、ごもっとも!その通りなんですが…
小さい子どもがいると
それはただの単純な道のりとはいかないのです。

子どもと行く海外旅行には
いろいろと起きるもの


なので、そういったドタバタな感じも含めて
小さいお子さんのいる方へ
参考になればと思います。

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日本からチャンギ空港までの道のり

ほとんどの人は
自宅→電車→飛行機で
向かうことになるんじゃないでしょうか。

荷物が多い場合は
スーツケースを事前に送るなどの
手配をするのもアリだと思います。

なんせ子供がいると
何かと起きますよ。

自宅→関西空港

まず、当たり前ですが
自宅からスーツケース持って出発するわけですが
小さい子(3歳児)を連れているので
自宅→駅→乗り換え→空港と
到着するまででも意外と大変
です。

また、自分たちは今回
飛行機が午前便だったので
それの約2時間前につくとなると
必然的に通勤ラッシュともかぶりました。


朝からスーツケース持った僕たちが
邪魔だったであろうことは
周囲の方の目が物語っていました。
なので、せめて車内は静かに
迷惑かけないようにと配慮していました。

スーツケース+子どもという組み合わせは
どこに行くにも
エスカレーターには乗れないので
エレベーターを使うことになります。
なので基本遠回りになるんですね。


これだけでも大人だけの旅行と違います。
特に駅のエレベーターは
いろいろな方が使われるので
すぐに乗れるとは限りません。

電車の乗り換えに余裕がないと
間に合わない可能性もあるので
電車を1本、2本逃しても間に合うように
早めの出発を心がけてください。

ここで、娘のいつもの必殺技が出ます。

「パパ、抱っこ~」

公共交通機関でこの一言がでると
選択肢は…

1.素直に従い、抱っこする

2.抱っこしない→ごねて泣き出す→
でも人がたくさんいて迷惑をかけてしまうから無理→抱っこする

そう、どちらにしても抱っこです。
やるしかありません。

他の選択肢という武器を
早く装備できるようになりたいです。

関西空港→チャンギ空港

空港では、大きくやることが3つあります。

・事前にネットで申し込みをしていた
Wi-Fiルーターの受け取り

・航空会社のチェックイン
スーツケースを預ける

・ちゃんと時間までに保安検査場を通過する

Wi-Fiルーターの受け取り

今回、自分たちは
Wi-Ho!(ワイホー)のルーターを
事前予約していました。

どこに、何日行くかによって
各社料金も違うと思いますが
シンガポールに5日間という内容では
他社とも比較した結果
ここが一番良いと思いました。

借りたらすぐに
電源が正常に入るか確認。

万が一、現地についてから
電源入るのにWi-Fiに接続できない!
なんてことは嫌なので
Wi-Fiに接続できるかもチェックしました。

僕と妻の2台とも無事、接続確認
一旦電源を落とします。

航空会社 チェックイン&スーツケースを預ける

今回はマリーナベイ・サンズの
公式サイトからホテル+フライトで
予約していたので
旅行会社などは通していません。

なので自分で事前に送られてきた
Eチケットなどを印刷して持ってきたものを
カウンターで見せます。

海外で旅行会社を利用せずに行くパターンが
今回初めてだったので
なんとなーく不安でしたが
何も問題なくすんなり預けられました。
ここまで順調ですね!

保安検査場を通過する

と、その前にアメを買い忘れていたので
3Fにあるダイソーで調達しました。

これは、飛行機内で気圧の変化があったときに
娘に舐めさせることで「耳いたいー」
というのを避けるためです。

普段はペコちゃんの
棒つきのアメをよく食べたりしますが
今回はちゃんと
口に入れて舐められるものにしておきました。

早く保安検査場は通過しないと
落ち着かない派なので、さっさと検査を済ませます。

検査通過後

さあ、あとはのんびり
時間まで免税店見たり、スタバでゆっくりと…
と思ったところであることに気づきます。

「保険入るの忘れてた…」

クレジットカードで
ホテル+フライトを払っているので
自分の分は入っていたのですが
家族の分を忘れていました。

そんな中、娘から
また必殺ワードが飛び出します。

「ウンチ出そうー」

こういう何かしら
作業してたりするタイミングで言われるのは
どこの家庭でも同じですよね。
そうです、慌ててはいけません。

じわじわ時間が迫っている中
保険に加入しないといけないので
娘のトイレを妻に任せて
自分は保険の加入に専念して
各項目を入力していきます

そこに、妻と娘がトイレから戻ってきて一言…

「イヤリングがない…!」

おお、妻よ…

一旦、保険加入の入力の手を止めて
周囲を探します。

どこで、落としたかもわからないので
空港に来るまでなのでなのか
さっきトイレにいった時なのか…

なかなか見つからず
もういい加減、ゲートに行かないと
と思っていた矢先
前から自分たちが乗る飛行機の
便名が書かれた紙を持って
速足で誰かを探している様子の航空会社の方。

ええ、瞬間的に感じ取りました。

も、もしかして、僕たちをお探しですか?

…結果、その通りでした。すみません。

イヤリングは諦めて急ぎます。

そこから航空会社のお姉さん誘導のもと
急いでモノレールへ。

モノレールを待っている間に
航空会社のお姉さんが言います。

「すみません、降りたら走ってもらえますか」

ああ、そこまで慌てている状態だったんですね。
ほんと、すみません…

何とか、モノレール内でようやく
海外保険の加入を済ませました。

モノレールの扉が開くと
それはもう福男のスタートダッシュのごとく
走りました。

子どもを抱えて
走るー走るー俺ーたーち
…懐かしの名曲が頭をよぎります。

意外と距離があり
息切れしかかったところでゲートに到着。


もうマラソンの最後のランナーを出迎えるかのように
航空会社の皆さんが、みんなで迎えてくれました。

遅れてきた僕たちに嫌な顔一つせず
「いってらっしゃいませ」の一言。

飛行機内に入っても、遅れてきた僕たちに
爽やかな笑顔で出迎えてくれるCAさんたち。

プ、プロや…
これがプロフェッショナルや!

でもほんと、ごめんなさい。
シンガポール航空の人たち好きです。
ありがとうございます。

ちなみに、ここまで読んでいただいた方
もうお気づきかと思いますが、私うっかり者です。


あれこれしっかり準備したはずなのに
あれがない、これがないと
言い出すようなタイプです。


俺も同じだという世のパパさん
一緒にがんばりましょうね!

機内→離陸

荷物置いて着席するやいなや
飛行準備に入りました。

一息つく間もなく、次の試練です。

そう、娘にとっての初の飛行機、初の離陸

僕「今から飛ぶよー」

妻「手握っとこうか、大丈夫やから」

声をかけても、娘は今から何か起きるの?
と不安げな様子…

エンジン音が大きくなり、急加速…

子どもの緊張が、手を握っている僕たちにも伝わります。

加速中、子どもが手を強く
ギュッと握っていたのがかわいそうでもあり
愛おしくもありました。

とにかく娘の気がまぎれるように
妻と2人で声をかけまくってました

さらに、少しでも緊張を和らげるため
飛ぶ前からアメを舐めさせてました

それが良かったのかわかりませんが
離陸からは特に耳が痛いということもなく
何も問題ありませんでした。

一段落したところで妻も
娘が大丈夫なのを見て胸をなでおろします。

なでおろしついでに
胸を触った妻が「ん?…」

そう、なんとブラジャーの中に
なくなったイヤリングがありました。
うまいこと引っかかってくれていたんですね。

設備とか機内食とか

ちなみにシンガポール航空に乗るのは初めてですが
2018年度のランキングでは1位だそうです。
機内の設備も充実していました。

モニター

・モニターが大きい(ように感じた)

・シートでスマホなどの充電が可能
(USB以外に下部にコンセントもあります)

ドリンクホルダー

・ドリンクホルダーが独立していて地味に便利
(いちいちテーブル出さなくても良い)

・シートがエコノミーでも窮屈に感じない

などなど。まああんまり飛行機乗らないので
参考にならないかもしれませんが。

ちなみに嬉しかったのが
子どものことをとにかく気遣ってくれるCAさん。

まず、ディズニーの塗り絵セットをくれました。

また、CAさんの1人が娘に名前を聞いてくれて
到着までの間、終始、娘を名前で呼んでくれて
途中いただけるおつまみなんかも
娘が食べているのを見て追加でくれたり
大丈夫?と声をかけてくれたり…

自分たちにとっても
子どもと行く初めての海外だったので
こういう気遣いは非常に嬉しかったです。
さすがです。

また、昼食に関しても一工夫されてました。

子ども用の昼食

まず、子どもの食事だけを先に持ってきてくれます
だいたい20分後くらいに大人用が配られます。
(もしかしたら、どこの航空会社も
そうしているのかもしれませんが)

大人用の昼食 チキン

これのおかげで、親が同時に食べながら
子どもに食べさせる必要がなく
まず子どもにあげて、子どもが食べ終わるころに
大人の分をもらえるので
機内食がとてもスムーズでした。
ちゃんと温かいものを温かい間に食べられました。
また、このあと桜のアイスも配られました。

ちなみに、子ども用のご飯については
電話で座席指定の事前予約をする際に
ついでにお願いしておきました。
(座席の予約はオンラインで可能です)

心配な方は出発前に
シンガポール航空に問い合わせてください。
お問い合わせがなかなか繋がらないので
時間に余裕がある時にしてくださいね(´∀`;)

大満足のシンガポール航空ですが
ひとつだけ気になったのはトイレの流す時の音…
大人でもびっくりする大きな音がするので
娘がそれを怖がってました。

とりあえず約6時間半に及ぶフライト無事終了です。

まとめ

子どもと行く海外旅行には
いろいろと起きるもの
という心構えで行きましょう。


最初からそう思っていれば
何か起きてもいろいろと対応しやすいです。
親のイライラは子どもに
しっかりと伝わってしまいます。
親がゆとりを持てば
子どもは旅行を存分に楽しむことができます。

・電車を1本、2本逃しても間に合うように
早めの出発を心がける

・アメを持っていく

・保安検査場は余裕をもって通過する

・保険は予め入っておく
(自分が忘れといてよく言う(;´Д⊂))

・子どもには飛行機が離陸前から
アメを舐めさせてあげる
(耳が痛くなるタイミングは人ぞれぞれなので
離陸前から舐めさせておくのが無難だと思います。)

・離陸時は声をかけたり、手を握ってあげたり
とにかく子どもの不安を和らげることをする

それでは皆さん、時間と心にゆとりを持って
お子さんと快適な旅を楽しんでください。

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