ちょっとやそっとじゃ
洗わないチャイルドシート。
それでも今日だけは洗わないといけない…
そう、世のパパさん、ママさんが
一度は経験するんじゃないかという
世にもおろそしい体験…
チャイルドシートでの子どもの嘔吐。
うちがチャイルドシートを洗う理由はいつもコレです。
ホントどうしたらいいの?(;´Д⊂)
…と不安になりますよね。
なんといっても後処理の面で
服が汚れるのとは次元が違います。
嘔吐の度に買い替えるわけにもいきません。
とにかく大変な後処理。
大丈夫!
本体丸ごと洗いましょう!
ただし、しっかり洗って、しっかり乾かさないと
使えなくなる可能性があるので注意してくださいね。
※本体の丸洗いは自己責任でお願いします。
ちなみに嘔吐以外でも
子供が何かこぼしたり汚したりして
普通に洗いたいという方もやり方は同じです。
チャイルドシートを洗うにあたり
どのメーカー、どの型番とか
いろいろあると思いますが
型番などが違っても基本はやることは同じです。
慌てずいきましょう。
ではチャイルドシートの洗い方を順に説明していきます。
チャイルドシートの洗い方【まずは車内で処理】
当たり前ですが、洗うまえに
まずチャイルドシートを外して
部屋に持ってこないといけません。
ただ、この時点で処理できるのが自分だけなら
お子さんとシートを同時に持ち運ぶことは難しいので
一旦お子さんだけ家に連れて行きましょう。
チャイルドシートは
一旦そのまま置いといて大丈夫!
まず優先すべきは子供です。
嘔吐した直後に
まずどうすればいいかはこちら
お子さんの状態が落ち着いて
動ける状態になったら
チャイルドシートを取り外しましょう。
その際、下記の物を持参してください。
- マスク
- ビニール手袋
- やや大きめのビニール袋or可能ならBOSの防臭袋
- ティッシュ
- ウェットティッシュ
なければ何か代用できそうなものでも大丈夫!
マスクや手袋を着用しておくのが無難
なければ仕方ないですが
二次感染を防ぐ意味でも
手袋やマスクはしておいたほうがいいです。
チャイルドシートを外す前に
お子さんを部屋に連れて行ったその足で
手袋やマスクを家から持ってきてください。
お子さんが二人以上いる場合は
体調が悪くない方のお子さんに
感染しないよう注意してください。
車内で拭き取れる汚れは先に処理
まずマスクとビニール手袋をつけます。
おおざっぱでいいので
ティッシュ、ウェットティッシュで
拭き取れる範囲を処理していきます。
拭き取った汚物は
ビニール袋にまとめていれてください。
もし、BOSの袋があればそれにいれてください。
BOSの袋はほんとに臭くない!
臭いが防げるので非常に便利!
ちなみにこの時点でチャイルドシートを
キレイに拭く必要はありません。
本番は部屋に戻ってからなので
ざっくりで大丈夫です。
車からチャイルドシートを外す
ざっくり、シートの汚物を取り除いたところで
シートを外します。
ですが、ここで問題が…
普段からチャイルドシートを
よく付け外ししている人はいいのですが
久しぶりに外す場合、意外とてこずります。
比較的新しいチャイルドシートなら
ネットでメーカーと型番を検索すれば
説明書が見れます。
緊急時すぐにシートを外せるように
・車内にシートの説明書を置いておく
・説明書をpdf化して保存しておくと便利
チャイルドシートを抱えて部屋に戻る
チャイルドシートを洗うのも大変ですが
シートを部屋まで持っていくのもかなり大変です。
なんせ重くて、汚れているので(;´Д⊂)
チャイルドシート重い…
パパさん、ママさん2人動ける場合は
パパさんがシート
ママさんがお子さんという感じで
役割分担してください。
1人の場合は無理に同時にしようとせず
お子さん→チャイルドシートと
順に部屋までいくほうが安全です。
急がば回れです。
チャイルドシートの洗い方【丸洗いするための準備】
では、いよいよ
自宅に戻ってきてからの手順です。
チャイルドシートのカバー、パーツを全て外す
まずはシートのカバー、パーツを全て外します。
ジョイーのチャイルドシートは
カバーが結構ピッタリ取り付けられているので
外す時は意外とややこしいです。
洗ってすぐに取り付けれたらいいんですが
「乾燥」があるので時間があくため
忘れちゃうことが多いんです。
汚物がついている状態の写真を
撮りたくないと思うのですが
後から消せばいいので我慢です。
次の時のために保存しておきたい方は
一通り、外して洗って
また元に戻すときにも
写真を撮りながら元に戻してください。
そうすれば汚れているほうの写真は
削除してしまって大丈夫です。
洗った後の写真だけ撮ろうと思っても
外したパーツを元に戻す方法が
わからなくなるかも。
とりあえず、これで洗う準備完了です。
さて、裸になりましょう!
何を血迷ってんだと思うかもしれませんが
汚物を洗い流す時に
自分の衣類などが汚れる可能性が高いです。
いっそ裸で洗えばそんなの気にせず洗えます。
ただし、マスクはそのまましておいてください。
外したカバー、パーツは洗濯用洗剤で手洗い
まずはざっと
お湯で洗いながら目立つ汚れを落としましょう。
洗面台で洗ってもいいんですが
チャイルドシートのカバーやパーツは
サイズが大きいのではみ出てしまいます。
結局、お風呂で本体を洗うので
カバーやパーツもお風呂で洗うほうが
ダイナミックに洗えるので楽!
目立つ汚れを落としたら、浴槽に洗剤ぶっこんで
カバーなどをまとめてもみ洗いしましょう。
ただし、洗濯機で乾燥すると、縮んで取り付けできなくなるので絶対にNGです。
チャイルドシートの洗い方【お風呂で丸洗い】
シャワーで全体の汚れをざっくり落とす
内部に細かい汚物が入り込んでいる可能性が高いので
しっかりと洗ってください。
浴槽にお湯をためて、洗剤を入れる
パーツも浴槽で洗っている場合、そのままでOK。
でも、いくらOKって言われても
浴槽が汚れていて気になる方から
無理という方も多いと思います。
でもチャイルドシート本体を浴槽に入れて洗うと
すぐにまた同じ状態になります。
なので、気にせずそのまま本体をドボン!
同じお湯を使うのがどうしても気になる方は
再度お湯をためてください。
浴槽にチャイルドシート本体をつけて洗う
この作業は本体に水が入り込んでかなり重いので
必ずパパさんが行ってください。
パパさん1人でも厳しい場合は、無理せず2人でやりましょう。
うっかり本体落としてしまうと
浴槽が傷だらけになります…
何度もいいますが
本体は浴槽の中ではかなり重くなります。
そのため、優しく揺すりながら洗ってください。
浴槽の中で小刻みにチャイルドシートを揺すると
中に詰まったゴミが浮き上がってきます。
100均で売られている
髪の毛とかをすくうやつを
用意しておくと
浮いたゴミを簡単にすくえます。
浮いてきた細かいゴミを
すくって取り除きます。
再度、チャイルドシートを揺すって
ゴミが浮いてこないかチェックします。
この工程を何度か繰り返し
何も浮いてこなくなったら
チャイルドシート本体の洗い終了です。
チャイルドシート本体を裏返して水気を抜く
揺すっても汚れがもうこれ以上浮いてこなくなったら
お湯を捨てます。
続いて、浴槽のお湯を抜き
底にたまっている汚物を取り除きます。
ちゃんと底の栓のフタもあけて
詰まっている汚れを取ってくださいね。
これを忘れて、うっかりそのままお風呂炊いちゃうと
ドエライことに…考えただけでおそろしい。
最後に、チャイルドシートをもう一度
シャワーでしっかりと洗います。
洗ったら乾燥させるためにシート本体を裏返します。
一度、水気をきってから裏返してください。
すぐにチャイルドシートを動かそうとすると
本体の中にお湯がたまっていて
かなり重いので要注意です。
この時、まだ臭いが気になるようなら
もう少し洗剤で洗ったほうがいいです。
ついでにお風呂も入れるように
浴槽をしっかり洗っておいてくださいね。
チャイルドシートの洗い方【しっかり乾燥!】
チャイルドシートは逆さまのほうが
水気が抜けやすいです。
浴室乾燥があるご家庭は
洗ってそのまま乾燥できます。
外したパーツは干して乾燥します。
浴室乾燥がない、または使いたくない場合は
ベランダで陰干ししてください。
しばらく時間がかかるので、しばし休憩!
浴室乾燥が終わったら向きを上下左右に動かして
水分が残っていないか確認します。
まだ水気が残っていたらタオルで拭きます。
必ず向きをかえながら拭いてください。
稼働部分を動かして
洗う前と動きが違わないか確認します。
動作チェックが終わったら完了!
…ではなく内部が乾ききっていないおそれがあるので
ドライヤーで内部を乾かします。
このとき、向きをあちこち変えながら
乾かしてください。
できれば風量の多いドライヤーで一気に乾かしましょう 。
※しっかり乾燥しないとネジなどが錆びるリスクが高まります。
通気口の中もドライヤーで乾かします。
チャイルドシートの洗い方【カバー取り付け】
一通り乾いたら
ようやくカバーなどを取り付けていきます。
上でも書きましたが
この時写真を撮っておくと
次回、同じことが起きた場合、必ず役に立ちます。
ヘッド部分の取り付け
まずはヘッド部分を取り付けます。
チャイルドシートのカバーは表面からは見えない部分に
ヒモを引っ掛けたりしないといけないので
画像を残しておかないと、忘れてしまいがちです。
わかりにくいのですが
上の画像はヘッドのツメ部分を
上から見たところです。
画像の赤丸の箇所にツメにヒモを引っ掛けてください。
このツメが左右に2か所ずつあるので
そこにヒモを引っ掛けます。
結構、引っ掛けにくいです。
手の大きい男性は
もしかしたら奥まで入らないかもしれません。
その場合は奥さんにやってもらってください。
4か所ツメにヒモを全て引っ掛けたら
ヘッド部分の取り付け完成です。
カバー、パーツの取り付け
次はカバーの取り付けです。
カバーのサイズがピチピチなので
簡単なようで意外と難しいです。
まず上からかぶせていきます。
横の部分もピッチリ沿うように取り付けていってください
さあ、上の部分が全て取り付けできました。
ここまできたらあと少しです。
下部分も沿うようにして取り付けます。
カバーはあまりゆとりがないので
けっこう引っ張らないといけません。
洗濯機で乾燥してしまうと
縮んでしまって取り付け不可になるので
絶対やめてください。
調整ベルトを通します。
ここは特に迷いません。
ベルトの根本部分も穴から通します。
ここもすんなりはんです。
さて、このシートベルトが盲点でした。
画像のような感じで止めるのではありません。
ヘッド部分の内側にボタンがありますので
そことくっつけてください。
ヒャホーーーーイ!(*´Д`)
これでようやく完成です。
長かったですね。時間かかりまくりです。
いかがでしょうか。
画像残しておいたほうが良くないですか?
僕だったら、また同じことしようと思っても
期間があくと絶対忘れちゃいます。
※画像はAmazonフォトなどを利用して整頓しておくと便利です
AmazonフォトはAmazonプライムの利用者は無料で利用できます。
え?画像の保存なんてめんどくさい?
「またパパログ見ればいいじゃない」って?
そう言ってもらえると書いた甲斐があります!
でも、うちと同じシートとは限らないので
やっぱり記録は残すのをおすすめします。
あとは車にシートを戻して完成です。
いやー丸洗いって大変ですね、やっぱり。
でも、これを体験したパパさんは
間違いなくお掃除スキルが上がっています。
ママさんからも
「さすが!パパ!ありがとう~頼りになる!」
と言われることでしょう。
とにかく大変な作業、おつかれさまでした。
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